劇空間 徒然模様

その後のアナモ
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    Anamorphic Research AR2 Lensが届いてから数日経ったがその間自分なりに
    このレンズの活用法はあるのだろうか、使う意味があるのだろうか、拡張性は
    あるだろうか と色々試したり考えたりしていた。




    で アナモフイックレンズを使う一連の過程を書いてみたい。


    まず最初の画像は16:9アスペクト比110インチの中に投射された2.351;1
    のグラディエーターのBDの画像。シネスコサイズで100インチで画素数は
    黒帯を入れた全体で1080となる。黒帯以外の画像は730画素程使っている
    のだろうか。通常は皆 この画を見ている。


















    次にこの画像をDVDO EDGEの4:3LBモードを使ってアップコンと同時に黒帯を
    省いたアスペクトを形成し16:9アスペクトで1080画素にマッピングする。変形
    した画になる。

















    次に変形させた画像、つまりプロジェクターの全画素を使い込んだ物をアナモ
    フイツクで横に伸ばすのだがその前にこのレンズはプロジェクターのズームを
    使って縮小させてやらなければ超巨大画像を映してしまう。ひとまず縮小。















    SONY VPL-VW85の投射レンズの前にアナモレンズを持って行き変形
    しているのだがVW85の全画素を使う事が出来た2.351:1の画を左右に
    光学的に伸ばすと全画素1080pの2.351:1の画が出来上がる。大きさは
    最初の画像と同じく100インチとなる。

    GD24.JPG













    では一番最初の皆がいつも見ている730画素の画と1080画素の画を比べて見たい。


    まず730画素。















    アナモを使った1080画素。
    GD24.JPG

















    さてと どうだろう?アナモは素晴らしいだろうか?。最初のの画の方が輪郭が
    しっかりしていて解像感も高いように私は感じる。甲冑の汚れ具合がはっきり
    見えるのは最初の画の方だと思うのだ。色のりや階調性も最初の画の方がいい。
    特に黒が多用されたシーンではアナモ使用の場合黒潰れが見え隠れするのだ。
    でおまけで字幕はこんな感じに映る。
    GD25.JPG





















    ブルーレイソフトは字幕が画面の中に入っていて何の問題もないのだが
    困るのはW0W0W録画の字幕。まったく映らないのだ。これはいただけない。
    個人的に現在2.351;1の画像は100インチで見ているのだがスピーカーの位置を
    少し外側に寄せて110インチに拡大してアナモで2.351;1を活用しようとした
    のだが僅か10インチアップしただけだが大きすぎて画が荒れるのを感じた。
    こうなると視聴位置をいくらか後方に下げなければいけないようになってくる。
    よーく考えるとこんな行為は何の意味も無いことに気付いた。後ろへ下がるくらい
    なら最初のままで良いのである。何もしないほうがいいのである。2.351;1の画を
    大きくしたいために色んな問題が起こってしまうのである。やはりこれを使って
    有効なのは20畳以上の部屋をシアターにすることの出来る富裕層がシネマサイズ
    で150〜160インチのシネマスクリーを壁面いっぱいに張ってしかも視聴位置を
    たっぷり後方に取って「どうだい うちのシステムは凄いだろう」とか自慢したい
    道楽の為なら使ってもいいような気がする。ただ景気がこんなに悪いのにそんな
    富裕層が沢山日本にいるのかは、、、別の話だわな。ただこんなの見栄張りのみ。



    んで現在の状態は以下のようになった。すっきり取り外してしまったVPL-VW85
    の周辺。楽しい実験でした、、あーあ。スパイダーマンも喜んでいる。
    GD26.JPG












    | モリヤン(プログの管理者) | アナモフイック | 16:59 | comments(8) | - |
    Anamorphic Research AR2 Lens
    0
      昨夜早々にアナモフィツクレンズを仮設置してみた。比較的小型の物だ。




















      私が今回入手したレンズはアメリカAnamorphic Research 社のAR2 Lensと言う物で
      あるがウェブ上でもオールガラス製で鉄製ボディと謳われていることはどうやら
      本当であったようである。価格であるが新品で何と9万円以下で手に入る物である。
      マイナーな企業の物だが果たしてどうなるだろうか、、、
















      レンズとSONY VPL-VW85の間隔はこのぐらいで投射する。

      環境を説明しておくと私はSONY VPL-VW85から3m60cmの距離をとつてKIKUCHI
       ホワイトマットアドバンス 16:9 電動120インチの中に約16:9 110インチの画を
      いつも楽しんでいる。そのスクリーン内でシネスコサイズ(2.351;1)を写す時の大きさ
      は専用スクリーンサイズで言うと映像の高さが1メーターなので約100インチほどである。

      この環境で見ているシネスコサイズの使用画素は約720〜750である。今回アナモフイッ
      クレンズを使うメリットはその750の画素を電気的に崩してアップコンした1080画素
      の画を光学的に2.351;1の形に再構成してやるということである。元のデーターは変わら
      ないので解像度は一緒のはずである。

      一見これは凄いことをしているように見えるのだが 再構成しても私のスクリーン内に
      映る画はもともとの約100インチほどである。これに意味があるのだろうか?疑問ばかり
      なので自分の手で検証したかぎりである。では画像を、、、
























      到着した最初はSONY VPL-VW85のVストレッチを使っていたのだがこの画がさっぱり
      良くない。試にDVDO EDGEのスケール機能を探したら専用リモコンの最下部にちやんと
      専用ボタン(4:3LB)が付いていた、こちらの画の方が断然綺麗なので以後こ
      ちらを利用してSONY VPL-VW85の画像はフルモード固定である。結構良い画がで
      るのに驚いた。


















      このレンズは私の環境では100インチが最小画面である。つまりこの設定では
      小さな画像は投射できない、代わりに大きな画像ならとんでもない大きさにズーム
      出来てしまう。うちの部屋は十畳以上とっているのだがスクリーンを越えて横の
      壁面まで簡単にズームし巨大なシネスコ映像を造る事が可能である。今度発売される
      ビクターからのアナモは投射距離が100インチ映すのに4メーター必要と聞いたが
      私のこのレンズはそんな心配が全く無いだろう。特徴がまったく逆である。
      大きな画像はいくらでも作れるのだから。で 安いし。















      特徴的なのは白が眩しく映るし画像自体が明るく膨張して見えるようで以前と
      同じ大きさ(メジャーで計ってみた)なのにサイズ的に見た目が大きく感じる。
      画質が元の画に比べて甘く見えるのはプリズムを二度通過する以前にアップコン
      しているのが最大の要因ではないかと個人的に感じた。まぁアップコンと同時に
      電気的変形というのがぴったりくるだろう。少し眩しい感じなので明るさの設定
      を抑えた方が見やすいのかもしれないが発色は非常に性格だし綺麗である。
      解像感は後退するがレンズを通して見ているが原因か非情にフイルム的に見えて
      画像が甘いのに奥行き感と空間描写が立っている。レンズの物理的設置をもっと
      追い込めばもっと解像感は上がるかもしれない。このへんはもう少し時間をかけて
      見て行きたい。

















      この画像はそんなに綺麗に撮れていないが本当の画質は階調性もよくリアルな面持ち
      である。写真の写り方がわるいのだ。
















      で 結論的に言って「おもしろい画像」だが日本のAV環境にはたしてこのシステムが
      必要であろうかというと「いらない」といいたくなる。何故なら私の部屋でもこれ以上
      大きなスクリーンを張る事は無理だし やはり解像感を日本人なら取りたいのだ。
      16:9で110インチの中の黒帯を持った100インチのシネスコ画面の方がはっきりいって
      取り扱いが簡単で解像感は勝っているのだから。欧米でアナモが人気があるのはズバリ
      言って大きさを取っているからだろうと思った。これを使うのならシネスコで150インチ
      で壁面一杯に拡大して映画を見たいしまた見る環境を持つ家屋をもっている人種でない
      とあまり意味を成さないように感じる。100インチや110インチのカーブドスクリーン
      を買って狭いマンションのリビングいっぱい使ってシネスコをするのは日本ではあまり
      意味が無いように感じた。それに日本の場合家庭の映像環境が16:9に固まりつつあるのだ
      からその流れに反しているとも言える。ちなみにうちの壁面一杯にシネスコスクリーンを
      入れたとしたら125インチのシネスコが入ることを測定した が どの位置に座って
      それだけの巨大映像を見ればいいのだろうか、、視聴位置がかなり下がらないといけ
      ないしそもそもフロントのスピーカーをどこへ置けばいいのだろうか、私はオーデオも
      やりたいのでその位置的バランスも崩したくないし。で これどうしょう?。



      追伸
      北米でアナモが人気があるのはシネスコを大きく出来るからだと思う。2,351:1
      部分を1080画素に増やす事によってズームして巨大化した時に画素が目立ちに
      くいという利点が一番にあるように感じた。北米のホームシアターのスクリーンのサイズ
      はそれほど大きいのだ。日本とは面積自体がそもそも違うのであるから。




      | モリヤン(プログの管理者) | アナモフイック | 16:35 | comments(11) | - |
      アナモフィツク到着。
      0
        やっと北米のシヨップ直でブツが届いた。今回新品。




















        中身はこんな感じ。レンズはアクリルでなくガラスだと思う。
        触った感触からしてガラスだし。ボディは鉄の鋳物で出来ている。
        だからかなり重いのだ。






















        今日は簡単に紹介だけ。検証はつづく ということで。本当にこんなんで
        ちゃんと映るんだろうか、、、安いし。嗚呼人柱なり。
        | モリヤン(プログの管理者) | アナモフイック | 18:34 | comments(9) | - |
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