劇空間　徒然模様

2012.09.07 Friday

VPL-VW1000ES処分の件

ここ一週間　酷暑の中　本職は安んで家内と二人で野外苛酷労働でヘロヘロ状態に
陥って働いていたがやっと前半終了、後半まで少し時間があるので久々の更新。

さてうちの1000ESを処分した理由を簡単に、あっさりと説明したいと思う。

理由は二つある。
一つは、ランプタイム450時間で八月初めに突然現れた全黒時に見える「白いホコリの
ゴルフボール」だが当時SONYのサービスを読んで修理と言う事で持って帰って
もらったのだが数日後サービスから電話がありその内容を聴いて私は嫌になった。
電話の内容は1000ESを扱うSONYの事業部が今は治せないと言っているという
事だった、何故なら「現在ホコリが光学ブロックに入らないようにする部品を造って
いてそれが完成するのが9月の中旬で　それ以後にもう一度サービスに送ってほしい」
と後に続いたからである。何のことは無い　私以外に「ホコリが見える」ユーザーが
数多くいてそのことはSONYの中枢も知っていてその対策で「後付けの部品」を現在
製造中ということんのだ、、つまりは個体差ではなく「おおむねホコリが入って見えて
しまう構造」だと認めているように私には聞こえた。ハイエンド機でそれも最新式機で
最初からホコリの混入も阻止できない単純な不具合に呆れてしまったのは間違いなく
後付けの部品が出来てそれを装着しても何だかまた同じようにホコリが入るような
予感・つまりこの製造部門の設計に疑問が残るのだ、後で設計し直してもこういう
ケースはうまく行かないのは十数年前から知っていて、ホコリ混入であのドデカく
重たい機体を上げ下ろしして梱包、発送はもう勘弁してほしいのが人情だった。

もう一つ。
９月の半ばまで預けているわけには行かないので返してもらって念のため床置き
設置にして視聴を続けていたら突然スクリーン最高部に黄色の色滲みの直線が
現れてしまった。なんだこれは？。

本当に突然天吊りから床置き姿勢に換えた途端現れた。ブランキングで見えなくすることは
可能だが情報も一緒に隠れるのでそんなことはやりたくない。落ち着いて考えたのだが
こういう現象を以前VW10HTの不具合で悩みぬかれた徳島のescortさんのホームページ
で見た覚えがある。今から12年も以前の事である。その時のことをescortさんは
このように書かれていた「天吊りに良く発生するということでサービスに調べてもらうと
光学ブロック内のパネルのズレで着色した横縞が見える、、修理に出したが完璧には
治らなかった」、、、この話は12年も前の不具合の話である、SONYは未だにこのような
基本的な製造ミスをおかしているだ。慌てて作った御返しが大金を出して手に入れた
ユーザーを苦しめるなんて私には許せなかった。このまま使っていればまた何か違う
不具合がコロコロ出てきてしまうようで私にはそれが心配だったしこの製品が信用でき
なかったのだ。

この２つの不具合が処分してしまおうと思った原因である。

全黒で出る白い星のようなゴルフボールは1000ESの「明るさ」をレベル50以下に設定
すると見えやすくなる、全黒にしてから目が慣れるまでじっと我慢して待つのがコツ。

あーあ、私はもうこんなことから解放されたので、オーナーの方は一度確認された方が
いいと思う。出てる人はメンテで部品を装着してもらってください。

2012.08.12 Sunday

1000ESが帰ってきたが。

徳島は今日から阿波踊り。暑い日が続く、仕事が一年中で一番忙しい季節。

盆明けから今度は野外作業で一カ月程忙しくなる。これでは太れないな。

S0NYから1000ESが戻ってきた。しかしホコリのゴルフボールの処理もブルーバック
が出ない事象の修理も行われていない。つまり何も直さないまま帰ってきた。

これには理由があって「先方もこの事象は既に知っているが今は処置出来ない」らしい。
今は修理出来ないのでその間SONYに預けているのも何なので一時返してもらった
と言うところだ。この件は修理処置出来次第また書いて見たい。くれぐれも先方が
ホコリの件に付いてほったらかしにしているのでは無い事だけ付け加えておきたい。

今まで疑似天吊りで1000ESを反転して使っていたがこれではまともにホコリが
入ってしまう可能性は非常に大きいので今回思い切って床から高さが140cmでの
床置き姿勢にして投射することにした。これで少しは改善されるだろう　と思いたい。

久しぶりに観る4Kアップコンの画はやはり存在感のあるものだ。現在「明るさ」を
55にして視聴しているがこうすると全黒で白いホコリはまったく見えない。5ポイント
明るくすると黒が浮き気味に見えるか心配していたが1000ESの懐が大きいのか
非常に安定した黒を出している。しかし個人的には明るさは50で使いたい。

ま　もう少しの辛抱なのだけれど。

2012.07.31 Tuesday

1000ES保証メンテナンスへ

1000ESを導入してかに５か月が経過しランプタイムは約450時間経過した。

先週いつものように映画のエンドクレジットの全黒の間を観ていたら「何やら白い水玉
のような物」がいくつか見えたので「あらっ？」と思いプレーヤーを停止して黒い無入力
画面で明度を上げたり下げたりしてみたら画面の上下の左右に昔VW10HTで迷惑
されたような「ホコリのゴルフボール」が多数みえるのだった。

光学系ブロックにホコリが混入してランプの輝度を限界まで絞った時にのみそのゴミ
が少しの光量に反射して見えるのだと思う。

このホコリ隠せないかと色々トライしたのだがいつもは50程の「明るさ」を62まで上げると
オートアイリスを使わなくても使っても「完全にホコリはみえなくなった」。

これでも十分黒は沈むし使えることは使えるのだが、、、。

反射式液晶プロジェクターでホコリが混入して見えるなんて聞いたことがない。

しかし、下の画像が1000ESの吸入口である。本体に付いてるメッシュ状のこの２か所
ともから空気を吸っているのだ、それと何とこの吸入口にはまったくエアーフイルター
と言うものが無いのだ前を向いている吸入口はまずまずとして真上を向いていてボディの
横側にまで回り込んでいる吸入口を見ているとその隙間から内部のデバイスが丸見え
なくらい「空きっぱなし」、これならホコリは入り放題である。これどうするの？。

えーっ　ハイエンド機でゴルフボール？？、、あら？それにブラックは出るがブルー
バックが出ない？？リモコンで操作せずに本体側操作でも出てこない？。

これはサービスに来てもらわなくては。

連絡してから１週間、やっと今日SONYのサービスが我が家を訪問。
とにかくゴルフボールを見てもらった。

あれ？ゴルフボールが見えない、、おいおい、焦るやん、、出てもらわないと。

眼が慣れて来たのかランプの輝度が安定したのか私には薄ら見えてきた。

が、サービスのにいちゃんには見えないらしい、、うーん　困った。

で私の倍の時間が掛かって兄ちゃんが「あ、みえました！」。

そうなんだ、良く見ないと見えない代物で見えたらきもちわるい代物がこの
ゴルフボール、、でさっさと持って帰ってもらった。

多分光学ブロックのクリーニングで根本の改善はされないと思う。

ということはクリーニングしてもまた出る確率は高いのでセッティングをホコリの入りにくい
姿勢の台置きにして私の嫌いなレンズシフトを大いに使うか。

あの短尺よりもスケスケな吸入口にエアコン用の貼り付けフィルターを貼り付けてしまい
ホコリの侵入を止めるしか無いだろう。VW85ではこんなことはまったくなかったし
スポンジ状のフィルターもちゃんと付いていたんだがな、、設計スタッフが今までと
ちがうのかもしれないな、、これ　困ったぞ。